・・・ |    ( ´・∀・`)  あ  ほ  ま  っ  し  ぐ  ら     

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彼女とまではいかなかったが、大学の同級生に数少ない女友達Kさんがいた。
年は1つ上だったが明るくて天然入ってて、まあ皆から好かれてた。酒の席とかでバカもやった。
しかしお互い職も決まらぬまま大学卒業…お別れ会の席でも適当なこと言いながら
「お互いがんばらにゃ」「また今度ね」とか言いながら別れたのを覚えてる。
それからはバイトと職探しの日々だった。まあ毎日何かと怒られたが仕方ない。

そんな日が3週間ほど続いた、その日は1週間に1度のバイト休み。
新聞読んでハロワに行くかと、まあいつものように新聞を開き、三面記事を見たら、
何故か新聞の隅のミニバイクと自動車の衝突事故の記事に真っ先に目が向いた…
「ミニバイクのKさんが死亡…」急いで先輩に電話したら、「今日が葬式だから来い」。
聞けば教員目指してバイトも習い事もがんばっていたそうで、こんなこと言うのも何だが、
良い葬式だった。とにかく皆泣いていた。葬式の後には雨も降り出した…

それから3年…男友達の一人は自動車事故に遭ったが軽傷で済んだ。
「Kさんが助けてくれた、と思った」とはその男の弁。
これからもKさんは皆に愛されながら、皆の心の中で生き続けるんだろう。
漏れもKさんに笑われないように、せいぜいがんばって生きてみることにするよ。長々スマソ